略スクエアに構えて、グリップを耳の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始める所から膝を高く引き上げて回しこんで軽くクローズに踏み込むスタイルグリップをかなり下げてから上げるヒッチ気味の動きが気になりますし、内への移動も見られます。インサイドは当初ファールでは逃げれるレベルと思ったのですが、インサイドを続けられるときっちり読んで強烈なレフトの場外に消える大ファールも放ってきましたので、今後ヒッチと内への移動を緩和出来れば、木製でも対応できるようになるのではないでしょうか?
打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足では踏ん張れないケースも見られました。縦スラに関しては、甘いとライトに叩いてきますが、膝を柔軟に使える程では無く、且つインパクトの際に首を傾けるタイプなので、落ちる球が良く見えていないと想定され、引っかけるケースが多かったです。頭の高さは変わるので、ミスショットも出てしまいます。振り切ってくるスイングは中々でしたね^^
守備の動きは良かったですし、グラブ捌きもまずまずで、スローイングも安定していました。地肩は良くわからなかったですが、投手としても140㌔くらいを投げるそうなので、多分良いのでしょう。足も速いですし、積極的な好走塁も魅せてきます^^
と言うことで、北北海道で今まで見てきた野手の中では歴代トップランクの資質だと思いますので、大学で何とか膝を柔軟に使えるトレーニングを積んで、且つインパクトで首を傾けるのを矯正できれば、真のドラフト候補が誕生するかもしれません。中々矯正しにくい欠点を持っていますが、志を高く持って進化できれば、4年後が楽しみな選手だと思います^^
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