下級生時代にも少し見たことがありましたが、昨年の模様は以下の通り。開いてグリップを耳よりも上の高さに体に近くセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から膝を高く引き上げて回しこんでクローズに踏み込むスタイル。グリップを下げるヒッチ打者で、内への移動も見られます。
インサイドの甘い変化球なら豪快にレフト線を破ってきますが、一定以上のストレートには上記欠点とクローズの踏み込みなので厳しいのでは?打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝が開きがちに、踏み込んだ足で踏ん張れないケースも見られました。縦スラにも膝を使えますし、甘いと強烈に引っ張ってきます。外の甘めのボールも引っ張り込んできますが、右方向には打てないのかな?
頭の高さはかなり変わるので、ミスショットも出てしまいます。腰の入った振り切ってくるスイングは豪快ですね^^(全国でも屈指だったと思います)
足は遅くはないですが、売りにできるのかどうかは不明です。守備は無難にこなしていました。
で、怪我が多い選手のようで、試合数がかなり少ない割に高校通算39HRを放ったようですが、確かに右の魅力的な長距離打者ですので、大学で欠点を矯正して進化していけばかなり噂になるのではないでしょうか?4年後に期待したいものです。 |