9月25日の新登録選手 |
清宮幸太郎(早稲田実) |
橘内俊治(早稲田実) |
堀川尚希(二松学舎大付) |
伊東翼(東海大高輪台) |
小玉佳吾(東海大菅生) |
田中幹也(東海大菅生) |
岡崎心(帝京) |
田中悠我(帝京) |
門脇誠(創価) |
宮田蒼太(関東一) |
宮本博文(修徳) |
石橋康太(関東一) |
米原大地(八王子) |
早乙女大輝(八王子) |
桜井周斗(日大三) |
選手プロフィール | |
地区: 岩手 | 投打: 右/左 |
高校: 花巻東 | 身長: 193cm |
学年: 2012 | 体重: 86kg |
守備: 投手 外野手 | ![]() ![]() |
短評: 抜群にブレーキの利いたチェンジアップ。FBは常時140-145kmくらいだが、力を入れたボールは149-150kmを記録。他には緩く大きいカーブが99-105kmくらい。打撃センスもものすごく、外角の直球を流してレフトフェンス直撃の二塁打を放った。(2011夏対帝京戦) |
動画 |
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スカウトの評価 |
まあ昨夏も感想を書きましたが、センバツの模様は以下の通り。振りかぶって、膝を内に引き上げて、ショート方向に足を伸ばして、腰を落として、インステップして、スリークウォーターよりもかなり下から投げ込んでくる。左腕を下から上に使って、引き込みは早い。捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。
テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて顎も上がって開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきますし、肘から先をまずまず立てて使えるタイプですが、腕の軌道が体から必要以上に遠ざかるのは気になります。フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、首を振って、グラブは後ろに流れてしまいます。 この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。牽制は入れてきますが、クイックは微妙で、走られやすいです。フィールディングの動きは、大きな体の割には、相変わらず中々良かったです。球種的には、MAX150㌔を計測したストレートと、120~130㌔台の縦スラと、110~120㌔台のツーシームと、120~130㌔台のカットボールと、130㌔台のフォークは確認。 ストレートには良いのと悪いののバラツキが多かったですし、変化球はいずれも結構良いのですが、スライダー系の際に球を捻ろうとの意識が強いのでしょうが、腕の使い方が変わるのは??コントロールは逆球も多く、アバウトです。で、スカウトは打撃も好評価しているようなので、打撃も真面目に見てみましたが感想は以下の通り。 気持ち開いて、グリップを耳よりも下の高さにセットし、ヘッドが揺らぎ、投手が腰を落とし始めたところから膝を引き上げて大きく回しこんで踏み込むスタイル。グリップを上げるタイプで、内への移動も見られます。インサイドのきちんとしたサンプルは無かったですが、長い腕も邪魔して厳しいのでは?と想像します。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りはまずまずです。甘い縦スラには、膝をある程度使って、リストワーク良くライトスタンドに叩き込んできます^^外のストレートはレフトに強くたたけます^^頭の高さはあまり変わらないので、ミスショットは少ないです。 振り切ってくるスイングはまずまずだと思います。足はセカンドからホームインした際を見ましたが、意外に速いようです。で、投手としてのフィールディングは良いですので、もし野手をやるならサードが出来るでしょうし、外野手としても練習すればきっと上手くなるのでは?と思います。 と言うことで、まあ股関節の故障から療養に努めてきたようなので、投げ込み不足は顕著でしたし、本来のキャパの6割くらいしか今回も見せることはできなかったと思いますので、まあ夏までにきっちり下半身を強化して、スタミナもつけた際のピッチングは非常に楽しみです。 ドラフト1位は略決まりなのでしょうし、性格面は今回は良くわからなかったですが、先輩の菊池のような喜怒哀楽の激しさもないですので、もちろん投手として活躍できるとは思いますが、もし下半身の故障が良くならなかった場合には、まあ野手でも潰しは利くタイプだと思います。夏に真の怪物へ変貌した姿を見たいですね^^ |
MLBに挑戦との事でしたので、センバツでやったしやらないつもりだったのですが、ドラフト指名されましたので、予選の決勝の模様とU18世界大会の模様から最終寸評を。大きく振りかぶって、膝をゆったり内に引き上げて、軸足の軽く絡めて、セカンドベースとショートの中間方向に足を伸ばして、腰を落として、インステップして、スリークウォーターよりも結構下から投げ込んでくる。 左腕を下から上に使って、引き込みはやや早い。捻転差は維持しようとしており、着地も遅らせようとしてくるものの、やや早い。テイクバック大きい訳では無いものの、肘が必要以上に背中側に入って、着地が早いことも相まって上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきますし、肘から先を立てて使えるタイプです。 フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、膝が割れがちに、首を振って、グラブを後ろに引いて、軸足を意識的に跳ね上げないようにしており、体勢を崩すケースも見られました。この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。 牽制を入れて、クイックもしようとしては来ますが、今のクイックではプロでは走られ放題となってしまいます。球種的には、MAX160㌔のストレートと、縦スラと、カットボールと、ツーシームと、フォークと、カーブは確認。 決勝ではMAX156㌔でしたが、前半は150㌔台を連発していましたが、球は見やすいのでランナーがいる際にはストレートに絶対の自信を持っている盛岡大付打線に苦も無くミートされていましたね。ランナーを出すと球の伸びが落ちますし、コントロールも乱れがちとなってしまいます。 また、インステップするので、右打者の外角を狙ってもインコースに球が抜けがちとなってしまいます。変化球はいずれもまずまず良かったです。コントロールも纏めては来ましたが、甘いのもかなり多かったです。 打者としては、膝を適度に折って、気持ち開いて、グリップを耳よりも下の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落とし始めた後から膝を引き上げて回しこんで気持ちアウトステップして踏み込むスタイル。グリップの内への移動は許容範囲内です。インサイドは詰まり気味でしたが、肘を畳んで引っ張りきれます。 打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないケースも見られました。左腕の変化球も見極めてきましたし、左腕のストレートも苦にしなかったのですが、U18では左腕の変化球に膝を柔軟には使えず内野ゴロが多かったです。 ただ、右投手の縦スラには膝を使ってミートしてきましたので、膝を使えないわけではないです。頭の高さはやや変わるので、ミスショットも出てしまいます。振り切ってくるスイングは更に進化しましたが、U18では全日本の4番の重圧もあったでしょうし、木製バットへの対応力にもやや欠けていましたので、打撃が小さくなっていましたね。 足はまずまず速いですが、売りに出来るのかどうかは分からず。U18でレフトの守備を見ましたが、違和感なくこなしていましたし、エンドランの際に素早くサードに送球して刺していました^^ ★纏め まあ二刀流で育てるようですが、当然ながら即戦力にはなれないでしょうし、投手としてなら夏場辺りから1軍に出てくる可能性もありますが、ランナーを置いてからのピッチングに難がありますし、インステップを矯正させないと難しいでしょうし、更にライトの守備練習に打撃もとなると、正直どうなんでしょうね? ただまあ、投手としても打者としても怪物並みの資質ですが、守備や走塁も入れると、人の3倍は練習しないと二刀流の全てに一流にはなれないわけですので、やるからには時間はかなり掛かるでしょうけど最後まで貫いてほしいものですが(ただMLBに少しでも早く行きたいでしょうから野手として挫折する可能性も高いかも?)。 という事で、投手一本でと言うなら、先輩の西武の菊池のように喜怒哀楽が激しい訳でもないですし3年目から大活躍できそうに思いますが、二刀流をどこまで極めれるのか、興味深く見守りたいものです。 |
情報提供:アマチュア野球通信 |
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