まあ中学時代にも選評した選手でしたが、初戦で死球を受けて骨折し、その後は試合に出れませんでしたが高校での感想を。クローズに構えて、グリップを胸の高さにセットし、ヘッドを動かしながら、投手がモーションに入る直前に左足を捕手方向に引いて爪先を立てて、グリップも耳の高さに体に近い位置に移動して、リリースポイントから軽く足を浮かせて踏み込むスタイル(中学時代には体重移動を行わないノーステップ打法でしたが、ちゃんと体重移動するようになったのは好感です)。
グリップの内への移動はないタイプです。観戦日は死球になった際以外にはインサイドのサンプルが無かったので、肘を畳んで捌けるのかどうかは不明です(ただ中学時代にはインサイド打ちは上手でしたので多分捌けると思います。またグリップの位置が高すぎてヒッチする打者でしたが、この辺りも改善されていましたね^^)。
甘いスライダーはきっちり捉えて、高々とレフトスタンドへのHRを放っていました。頭の高さは変わるので、ミスショットも出てしまいます。振り切ってくるスイングはまずまずだと思います。足は速くないようです。守備は無難でしたね。
と言うことで、スカウトも飛ばす能力は魅力だが、プロで守るところがないとの評価でしたが、まあ中学時代にはサードを守っており、肩は良かったですので、ちと今の大阪桐蔭のメンツではサードはないですが、大学でサードをきっちり守れるようになって、打って打って打ちまくれば、上のステージの扉も開くのではないでしょうか?
中学時代から見てきた選手ですので思い入れもありますので(しかも指摘点をきっちり矯正していましたし)、今後おかわり2世として更なる進化に期待したいですね^^ |