全く知らなかったですが、面白いですね^^台湾からの留学生のようです。ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、ショート方向に足を伸ばして、軸足のクッションを利用して、スリークウォーターよりもかなり下から投げ込んでくる。左腕を下から上に使って、引き込みは早い。
捻転差が解けるタイミングが早く、着地も早い。テイクバック大きめなので、着地が早いことも相まって上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきますし、まあまあ肘から先を立てて使えるタイプですが、もう少し肘が前に出ると良いのですが。
フィニッシュでは、膝が割れて、首を振って、お辞儀して、グラブは後ろに流れてしまいます。この腕の位置で投げるのであれば、グラブの抱え込みは必須です。牽制を入れて、クイックもまずまずしてきます。球種的には、MAX140㌔ちょっとくらいのストレートと、縦スラと、小さめのカーブと、カットボールと、ツーシームと、チェンジアップは確認。
ストレートは2年生にしてはかなりの代物でしたし、変化球も多彩で決まると中々でしたね。コントロールは纏めては来ましたが、甘いのも多かったです。打撃も、グリップのかなりの内への移動はありますが、かなりのセンスをしていると思います。
という事で、昨年の段階では未完成でしたが、この学校は投手育成が上手な方ですので、冬の間に欠点を矯正していれば真のドラフト候補が誕生しているかもしれません。夏に期待したいものです。 |