昨年も感想を書きましたが、今回も見れましたので感想など。ノーワインドアップから、膝を内に引き上げて、ショート方向を蹴るように足を伸ばして、腰を落として、インステップ気味に、サイドとスリークウォーターの中間くらいから投げ込んでくる。左腕を下から上に使って、引き込みは早い。
捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。
テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきますが、肘から先を立てては使えないようです。フィニッシュでは、インステップによって腰が詰まって、首をかなり振って、グラブは後ろに大きく流れて、体勢を崩してしまいます。この投法ならグラブの抱え込みは必須です。
牽制を入れて、クイックもしてきます。球種的には、MAX138㌔を計測したストレートと、120~130㌔台のカットボールと、130㌔台のシュートと、110~120㌔台の縦と横のスライダーと、120㌔台のツーシームは確認。ストレートは球速的には変わっていませんが、威力が出たように思いましたし、カットボールは良かったです。
コントロールも纏めては来ましたが、結構アバウトです。雨と言うか雹が振ってきた中で、乱れそうになりながらも何とか試合を纏めてきましたけど、精神面の成長は伺えましたね^^と言うことで、まあ即プロのタイプでは無いですが、少しずつ欠点を矯正していければ、将来的に面白いと思います。取り敢えず夏までの進化に期待したいものです。 |