振りかぶって、膝を内に引き上げて、ショート方向を蹴るように足を伸ばして、軸足のクッションを利用して、スリークウォーターよりも上から投げ込んでくる。 左腕の使い方は悪くないものの、引き込みは早い。捻転差は維持しようとしているものの、着地は早い。
テイクバック大きくないものの、着地が早いので上体も必要以上に遅れて開いてしまうものの、肘は鋭角に使ってきます。フィニッシュでは、首を振って、グラブを後ろに引いて、体勢を崩しがちとなってしまいます。牽制を入れて、クイックもしてきます。
球種的には、MAX141㌔を計測したストレートと、100㌔台のカーブと、120㌔台の縦スラと、110㌔台の横スラと、110㌔台のチェンジアップは確認。 変化球も悪くは無いですが、1年生ですので精度は低いものの、ストレートに関しては開くので球が見やすいのに、各校が打てなかったですが、初速と終速の差が少なく、スピンが利いているので手元でのノビが凄いのでしょうね^^コントロールも纏めては来ますが、かなり甘いのが多かったです。
精神的にはピンチでも全く動じないですし、驚いたのはスクイズだと気付いた際に、咄嗟にわざとワンバウンドを投げてきたセンスは凄いです^^ と
言うことで、資質的には素晴らしいのですが、高校生では甘くても打たれないかもしれませんが、プロを考えると開きを抑えて球を少しでも見づらくしていかないと打たれてしまうので、フォームの矯正を徐々に行わなければならないのですが、フォームを矯正した際に今の魔球のストレートの質を維持できるのか?と言う点で、何となく妙にリスキーさが否めなかったのが不安材料ですね。
何とか開きを抑えれるようにフォームを矯正しつつ、今のストレートの質を維持して、スピードアップできれば、高卒プロは間違いないものとなるでしょうから、上手くいくことを願っております。 |