事前に読者の方に聞いていましたが、感想は以下の通り。クローズに構えて、両足で足踏みしながら、グリップを耳よりも上の高さに当初からヘルメッドに隠れる位置にセットし、ヘッドを動かしながら、投手が腰を落としたところから下半身を始動してホーム方向につま先を付いて、リリースポイントから軽く足を浮かせて踏み込むスタイル。
グリップの頭の後ろから見える位置までの異常な移動が見られます。インサイドには当然ドン詰まりとなってしまいます・・・・・打ちに行く際に、腰の開くタイミングは早いものの、膝は開かず、踏み込んだ足での踏ん張りは足りないようです。外のストレートはセンターに叩けます。外の縦スラのきちんとしたサンプルが無かったので、膝と股関節を使えるのかどうかは不明です。
頭の高さは変わるので、ミスショットも出てしまいます。振り切ってくるスイングはまずまずです。足は速く、セーフティー気味の送りバントがセーフとなるのは中々ですが、盗塁はセンバツでは分からなかったですが、44試合で37盗塁を記録していますので、売りにできるのでしょう。守備範囲はかなり広かったですが、肩はサンプルがなく不明です。
と言うことで、足と守備は良いですのですが、今の打撃では大学で通用しなくなりますので、今から弊害をきちんと理解して矯正していければ大学で開花するかもしれません。頑張ってほしいものです。 |